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バイアス、社会心理

代表的なバイアスのメモ


バイアスとは

先入観や偏りの意味で使われる言葉。
心理学や統計学などでよく使用される。
人はバイアスによって、無意識に決断する、特定のデータのみに着目して間違った判断をするなどの場合がある。


確証バイアス(Confirmation Bias)

自分の信念や先入観を裏付ける情報だけを重視し、反対の情報を無視する心理的傾向。
自分が見たい、聞きたいものにしか興味がない。


アンカリング効果(anchoring effect)

最初に得た情報が、その後の判断や評価に大きな影響を与える。


ハロー効果(Halo Effect)

ある人や物の特定の特徴が、その全体的な評価に影響を与えること。


フレーミング効果(framing effect)

情報の提示の仕方が、意思決定に影響を与えること。


現状維持バイアス(Status Quo Bias)

現在の状態を維持しようとする傾向。


楽観バイアス(Optimism Bias)

未来に対して過度に楽観的である傾向。


記憶バイアス(Recall Bias)

過去の出来事を思い出す際に、特定の情報だけを強調する傾向。


反応バイアス(Response Bias)

アンケートや調査で、質問に対して社会的に望ましい回答をする傾向。


保持バイアス(Conservatism Bias)

新しい証拠に対して過度に保守的であり、以前の信念を変更するのを避ける傾向。


露出効果(Mere Exposure Effect)

繰り返し接触することで、対象に対する好意が増す現象。


後知恵バイアス(Hindsight Bias)

ある出来事が起きた後で、それが予測可能だったと考える傾向。


自己奉仕バイアス(Self-Serving Bias)

成功は自分の努力の結果とし、失敗は外部要因のせいにする傾向。


正常性バイアス

予想外の事態や、明らかに問題がある出来事に遭遇しても、自身にとって都合の悪い情報を無視してしまい、
「自分は大丈夫」と認識する状態。


同調性バイアス

従来の方法や多数派が取る行動に同調し、行動しようとする。
多数派同調バイアス・集団同調性バイアスとも呼ばれる。


サンプリングバイアス(Sampling Bias)

特定の集団やデータが過剰に代表され、全体を正確に反映していないこと。


ステレオタイプ(Stereotype)

特定の集団に対して一般化されたイメージや固定観念を持つ。