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FX取引用語集

為替取引(FX)に関する主要な用語、経済指標、市場時間をまとめた用語集。初心者からプロまで活用できる取引時間や重要指標の解説付き。


重要な取引時間帯

最も取引が活発な時間帯は、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる21時〜深夜2時頃です。この時間帯はトレンドが発生しやすい特徴があります。


各国市場の取引時間

時間 イベント
06:00 オーストラリア市場準備
07:00 シドニー市場OPEN
09:00 東京市場OPEN
09:55 東京仲値決め
10:30 中国市場OPEN
15:00 東京市場CLOSE
16:00 ロンドン市場OPEN
21:00 NY市場OPEN(冬時間は22:00)
21:30〜23:00 米国の重要指標が発表される時間帯
00:00 ロンドン仲値(冬時間は01:00)

重要な経済指標


消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)

日常生活で消費する品物やサービスの価格変動を反映した経済指標です。物価の上下動を把握できる重要な指標として知られています。

米国では、急激な物価上昇は経済に悪影響を及ぼすとされており、中央銀行(FRB)は米国CPIを金融政策における重要な判断材料としています。

米国CPIが市場予想を上回ると、インフレ抑制のための金融引き締めが実施される可能性が高まります。これにより米国金利が上昇(円との金利差が拡大)し、ドル高(円安)傾向となりやすくなります。


コアCPI(Core CPI)

総合CPIから、価格変動の激しい食料品とエネルギーを除外して集計した指数です。これらを除外することで、より正確な物価変動の分析が可能となります:


生産者物価指数(PPI:Producer Price Index)

生産者が出荷した製品や原材料を対象とし、その販売価格の変動を算出した経済指標です。


個人消費支出(PCE:Personal Consumption Expenditures)

CPIが家計調査であるのに対し、PCEは企業調査に基づくより広範な指標です。名目PCE(時価)を実質PCE(物価変動の影響を除いた値)で割って算出されます。


重要な組織・用語

FRB(Federal Reserve Board)
米連邦準備制度理事会。米国の中央銀行です。

FOMC(Federal Open Market Committee)
FRBが開催する金融政策決定会議です。

IFA(Independent Financial Advisor)
独立系ファイナンシャルアドバイザー、または金融商品仲介業・金融商品仲介業者を指します。

追加の重要用語

ボラティリティ(Volatility)
価格変動の大きさを示す指標です。ボラティリティが高いほど、価格変動が大きいことを意味します。

スプレッド(Spread)
通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差額を指します。

レバレッジ(Leverage)
少額の証拠金で大きな取引を行うことができる仕組みです。

スワップポイント(Swap Point)
2通貨間の金利差から生じる損益のことです。